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照明ワンポイントアドバイスシリーズ① 「暗いあかり」 ~陰影礼賛~
こんにちは! 寒川町で 高性能住宅 を新築設計施工している工務店「すまい環境設計」です。 今回は照明ワンポイントアドバイスシリーズ第1弾です! 谷崎潤一郎が「陰影礼賛」という本の中で、昭和初期の日本が西洋化に突き進む中 日本人独自の「美意識」や「情緒」「風情」さらに「生活様式」そのものが変化し 失われていく事への憂いを述べています。 戦後、社会的背景をもとに日本の家庭では家の照明が明るい事=幸せの象徴 のような 風潮がありました。 その中で生まれた「影・暗い」= 「悪」説。 そしてさらに「暗い」= 目が悪くなる 説。 実はこれには医学的な根拠がない事が明らかになりました。 目に悪いのは、明るいところと暗いところの極端な明暗差、さらに極端に明るくする事も 目の瞳孔が収縮して緊張状態が続き、目が悪くなったり眼精疲労の原因となります。 影は物を立体的に見せてくれるので、のっぺりとしたものから奥行感が生まれ、 空間を広く見せることも可能です。 →光の方向が上から下のみ 平面的で影がほぼ無い空間 →光の方向が上と下の2方向 壁面の影で空間に立体感と奥行
10月28日
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