屋根断熱の効果測定の結果です
- すまい環境設計株式会社
- 8月8日
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更新日:20 時間前
2025年7月の1ケ月間の温度を測定した結果です。
物件は木造2階建て、充填断熱(屋根・外壁・床)、UA値0.46の住宅です。

入居前で、冷房設備なし、24時間換気のみ稼働しています。
温度を計測したのは、2階の屋根裏と1階の居室です。
まずは神奈川県の7月の毎日の最高気温と最低気温は以下の表に示します。


最高気温が26~36℃、最低気温は21~26℃くらいです。
次のグラフは1階リビングの7月1か月間の温度変化を表したものです。
冷房なしですが、最高気温は33℃に抑えられています。
期間中の最高気温が36℃でしたので、外気温より低く抑えられているのが分かります。

屋根裏の温度を表したグラフが次のものです。
屋根断熱なので、外気の影響は直接受けていないのですが、それでも最高気温が35.9℃に抑えられています。
屋根裏空間でも外気温と同じくらいまでしか上昇していないんですね。

日射遮蔽と屋根の断熱と通気をしっかりすることで、冷房なしでもこのような環境になります。
みなさんのお住いのご相談も受け付けておりますので、温熱環境を改善したい方は、ぜひご相談ください。